閑古鳥の巣
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- 名前:名無しさん@閑古鳥 --/--/--(--) --:--:--
【142:0】
- 名前:名無しさん@閑古鳥 2005/03/04(金) 18:13:34411 名前:神光臨を期待して@411[sage] 投稿日:05/03/04(金) 18:13:34 ID:3ho/skmo
シーツに落ちる、しなやかな髪の毛。ほほを撫でる細い指。
うっとりとした表情は間近まで迫り、視線は絡み合って離れない。
「・・・・・・なんでぇ?」
うづきは不満そうにため息を漏らす。
それというのも、今の状況。
ソファの上に絡み合う二人の人影・・・むつきと、うづき。
その体制はむつきが上でうづきが下。
つまりむつき×うづき、普段と攻守が逆転した体制。
それがうづきの気に食わない点である。
「うづきさんって・・・ちいさくてかわい~ですねぇ・・・」
ふふふとブキミに笑いながら、むつきが、うづきの、ない胸を揉みしだく。
だが、ふにふにと柔らかい二つのふくらみは、手の中にすっぽり収まってちょうどいい。
「ふにゃぁ・・・むつきちゃんっ、そんなに強くっ、しないでェ・・・」
「え? 何のことですか?」
言いながらむつきは、シャツにくっきりと浮かび上がる乳輪をなぞり、微笑む。
「だ、だからぁっ、うづきの、おっ、・・・そこを、しちゃ、だめ・・・っ」
それを言うことがどれだけ恥ずかしいか、むつきは分かっていて問うのだろうか。
今まで自分のした事が、逆になされているのだから、うづきの羞恥心は計り知れない。
「困りますよ~、主語・述語は明確にしてください」
「やぁあっ! そんなぁっ・・・」
白い指がふくらみをわしづかんで、絶妙のタイミングで力を抜く。と、うづきに残るのは虚無感だけ。
もっと抉って欲しいと願う想いだけが取り残される。
「ほしいんでしょう? そうですよね?」
「んっ・・・・・・、ほ、ほしいよぉ・・・。うづきの中に、いれてぇ・・・っ」
醜態を曝すその言葉が、自然と口を突いて出た。
「はい、よくできましたぁ。えへへ・・・うづきさん、かぁいい~ですねぇ~」
「ちょっ、酒くさッ・・・っひにゃぁぁ!!」
二度と晩酌なんてしない。うづきはそう心に誓った。スポンサーサイト
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【134:0】Trick&Treat!~月夜は女を魔女にする~
- 名前:名無しさん@閑古鳥 2004/10/30(土) 23:09:00262 名前:Trick&Treat!~月夜は女を魔女にする~[sage633より] 投稿日:04/10/30(土) 23:09:35 ID:vfEHr/LL
「Son,I Wanna Be Your No.1~♪
Son,I Wanna Be Your Only One~♪」
緑のローブに身を包んだ怪しげな人物が陽気に歌いながら廊下を歩いていた。
「というわけでー、大魔法使い"黒のモンゴー"に大へんしーん!」
10月31日。俗に言うハロウィンにあたる今日、四天王うづきは魔女になったのだ。
衣装のセレクトが何気にマニアックなのはご愛敬というものだろう。
恐らくここ真木家に元ネタを知る者は他にいないのだろうが。
「Son 愛を与え合い Son 五人の魔女が 火花を散らす Stormy Night~♪」
特に意味もない(筈の)歌を歌いながら、弾んだ足取りでハロウィンのお約束「トリックオアトリートと言ってお菓子を貰いに行く」行動を取る。
「なんでかって?それはね、うづきだから!」
……その事については突っ込む者はこの真木家に存在していない。
とりあえず、むつきのいる台所に飛び込んでいく。
一番常識が通じそうで、なおかつ一番要求を受け入れてもらえそうなむつきを真っ先に狙うのはもはや定石であった。
「ばーん! トリックオアトリート!」
「あら、うづきさん。どうしたんですか、こんな地味なコスプレなんかして」
「うっ、やっぱり地味だった…?アムスロップにしとけば良かったかなあ?」
「そうですね、"死人使い"マリオナルシスあたりがよろしいと思うのですが」
どうやらむつきは元ネタを知っていたらしい。相当センスに問題がありそうだが。
「そうそう、ゲームマン(超絶に太め)や闇死霊(不気味)、それからタヴァシュトゥリ(いかにも悪のラスボス)も忘れては…きゃあっ!」
むつきの背後に回りこんだうづきが、その身体中にしなやかな指を這わせていったのだ。
エプロンドレスのスカートがめくれ上がり、黒いストッキングに包まれた純白のショーツが露わになる。
むつきの内気な人となりでは無理やり振りほどく事も出来ず、仕草と声で僅かに抵抗する意思を見せるのが精一杯。……そんなものでうづきの攻めから逃れられはしないのに。(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
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