FC2ブログ

閑古鳥の巣

目次


【:-】スポンサーサイト

  1. 名前:名無しさん@閑古鳥 --/--/--(--) --:--:--
    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。

【125:0】八月のはづき・妖しが呼ぶ渓谷

  1. 名前:名無しさん@閑古鳥 2004/08/08(日) 22:39:00
    87 名前:八月のはづき・妖しが呼ぶ渓谷[sage633より] 投稿日:04/08/08(日) 22:39 ID:aJvGGn3O
    あたし…またあの夢を見ているの?
    鈍く光りながらあたしの周りを取り囲み、雪崩れかかってくる「何か」の夢を、
    小さな頃から何度も見ては恐怖に震えていたあの悪夢をまた見ているというの?
    「痛っ…!」
    さっきぶつけた肩がジンと痛む…これは…現実なの……?
    それじゃ今あたしの目の前にいるのは……何!?



    あたしは両親の顔を知らない。生後半年程度で施設の前に置き去られていたそうだからね。
    一緒に残してくれていた物は「八月八日生 命名はづき」なんて書かれていた紙片だけ。
    今名乗っている苗字「八桜」は施設でつけてもらったそうだから…ということはおいおい、あたしの両親は苗字も教えてくれなかったの?
    そんな訳で早いうちから両親についてはさっさと見切りをつけていたのだけれども、ここにきてそうも言ってはいられない事情が出来てしまったんだ。
    きっかけはある日届いた一通の手紙。あたしの出所を知っているから訪ねて来いだなんて見るからに怪し過ぎる内容に、最初は笑い話のネタで終わらせるつもりだったんだけどね。
    でも同封されていた髪の毛をきさらぎママに調べてもらったら、間違いなくあたしのものだと分かったんだ。
    さらにきさらぎママが言うにはこれは生後数ヶ月の赤ん坊のものなんだって。
    となればこれは訪ねていくしかないでしょ。何があったか知らないけど、けじめはつけておきたいからね。
    まあ怪しいと思ったのはあたし一人じゃなかったらしく、みなはしきりに不安がり、チーちゃんとそのママ達も考え直すように言ってきたんだ。
    それでも宙ぶらりんは嫌だから行くって言ったらみんな納得はしてくれた。……きさらぎママが色々と護身用アイテムを渡したというか押し付けてきたのには参ったけどね。
    取りあえず行き先は…えーと、相当の奥地みたいだね。かなりの長旅になりそう……
    ま、幸い本業(シンガーソングライター)は創作活動中って事で問題無いことだしね。
    ここは一つ気合を入れて行ってみようか!


    (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)

    スポンサーサイト
    FC2公認の男性用高額求人サイトが誕生!
    稼ぎたい男子はここで仕事を探せ!
    [PR]

コメントの投稿

送信:

【98:0】チトセの受難~はづきの場合

  1. 名前:名無しさん@閑古鳥 2004/02/14(土) 08:14:00
    269 名前:520/チトセの受難~はづきの場合 01/20 :04/02/14 08:14 ID:GRNrAlRX
    空を見上げれば満天の星空と三日月。周りには誰一人いない静寂の中、微かに
    硫黄の臭いを含む湯煙が、日常の喧噪にくたびれた少年の身体を癒すかのようだ。
    ここは山奥の萎びた露天風呂。イベントやお祭り騒ぎが三度の飯より大好きな
    ママ五人衆がはづきとみなの姉妹と共に、チトセを引きずって連れてきたのだ。

    無論彼が危惧したとおりに、宴会部屋を丸ごと借り切っての乱痴気騒ぎが
    行われたのは言うまでもない。
    はづきの音頭と共に始まった饗宴は、みなへの遠慮もあって暫くはつつがなく
    進行したが、彼女が眠りに就くと各自豹変したかのように杯を重ね、チトセに
    絡み始めたのだった。
    胸元に頭を引き寄せ豊満な乳房の餌食にしたり、背後から抱きついて身体中を
    撫で回したり、さらには上目遣いですり寄って囁くようにお説教を加えたりと、
    およそ聖職にあるとは思えない振る舞いに、チトセは振り回されるのみだ。
    他の生徒が話を聞けば垂涎の状況に違いないが、愛情表現に慣れていない彼に
    とってはそうした直接的なスキンシップは苦痛ですらあった。……注射針を
    首筋に突きつけられたり、得物を振り回されたりするのは誰彼を問わず恐怖を
    もたらすのだろうが。

    だが、そんな賑やかな宴にも幕が下ろされる。散々少年を玩具にしておきながら、
    騒ぎ疲れた女狐どもは彼を尻目に畳の上で寝息を立ててしまう。
    さすがに放置するわけにもいかないチトセは、息を切らして大トラたちを
    一人一人部屋まで背負って布団に寝かし付けたのだった。
    そこで身体に滴る汗を流すべく、風呂に繰り出した次第である。

    (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)

コメントの投稿

送信:


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。