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  1. 閑古鳥の巣 --/--/--(--) --:--:--
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Pure……(6)

  1. 名無しさん@閑古鳥 2004/08/27(金) 17:04:00
    136 名前:678『Pure……(6)』1/11[sage] 投稿日:04/08/27(金) 17:04 ID:dfk8Jb9Q
    ----------------------------------------------------------------
    天女は事情を悟った。
    “女性の服を脱がせるなんて、趣味が悪いですよ”
    少年に教え諭すように、彼女は微笑む。

    少年は“ごめんなさい”と謝罪する。
    そして、じっと天女の瞳を見つめながら、小声でつぶやいた。
    “だけど、すごく綺麗だ――遠くで眺めてたよりずっと”

    この年端も行かない少年は、いつでも自分の羽衣を奪い、無力な裸の女に変える事ができる。
    天女はその事実を知った。
    そしてもう1つ、少年にそのように扱われるのが、彼女自身不快ではないという事実も。
    ----------------------------------------------------------------

    137 名前:『Pure……(6)』2/11[sage] 投稿日:04/08/27(金) 17:05 ID:dfk8Jb9Q
    傍から見るとそれは、とても淫靡で、かつとても滑稽な光景だった。
    はあっ、はあっ、と浴室に響くむつきの呼吸音。その吐息は炎のように熱く、激しい。
    身につけた衣服はいつもと同じ。
    なのに、むつきはすでに9割以上、裸にされているも同然だった。
    カップが外れたブラジャー。
    清楚なショーツは恥ずかしい蜜にぐっしょり濡れそぼり、透けてしまっている。
    そして、紫色のエプロンドレスは完全にはだけ、今はウエスト周りだけをわずかに隠すにすぎなかった。
    「あ、ぁ……」
    耐え切れず漏らした声と共に、可愛らしい乳房がふるっと揺れる。
    慎ましげな曲線の双丘は、しかしそのイメージと正反対に、ヌラヌラと淫らな光沢を放っていた。
    チトセの手で、一面に怪しいクリームを塗り込められたためだ。
    ぴったりヒップにへばりついた薄っぺらな布地にも、胸とは異質の光沢が見える。
    もっともこちらは生地の内側から溢れる自分の体液のせいだ。文句の持って行く先もない。
    のみならず、チトセに後ろから抱え込まれて、むつきの太腿はいっぱいにMの字に開かされている。
    あたかも溜まった蜜を幼児のおしっこのごとく排出させられるかのように。
    だから薄皮1枚の下、むつきの股間は丸見えだ。
    いくら恥じらっても、男の力にがっちりホールドされた両脚は閉じる事も叶わない。
    ――いや、この時点でその言葉は、正確な表現ではなくなっていたが。
    「……あ……?」
    ふとむつきが我に返ると、チトセは右手を脚から離し、まさにショーツの中に差し込もうとしていた所だった。
    よほどショックでぼーっとしていたに違いない。
    「あっ、や……!」
    慌てて止めようとする。眼鏡がかたっと音を立てた。
    が、女教師の手首は自分のエプロンで縛られたままで、満足な身動きは取れない。
    最後の砦はあっさりと、侵入を許してしまっていた。
    さわさわっと飾り毛が男の指を出迎える。が、それは恥丘の上半分を飾る分だけだった。
    下半分は愛液をたっぷりと身にまとい、べったりと敏感な肌に貼りついていた。
    「うわ……ベタベタだな」
    極めて散文的な感想をチトセが漏らす。
    むつきは返答もできず、かあっと顔を紅に染めた。

    138 名前:『Pure……(6)』3/11[sage] 投稿日:04/08/27(金) 17:07 ID:dfk8Jb9Q
    「まあいいけど。これは、特盛サービスが必要だな」
    チトセは手を1度引き抜くと、チューブからクリームを山盛りに指に取った。
    『特盛』の評価は伊達ではないらしい。
    「やだ、そんなに塗って大丈夫なの?」
    「大丈夫大丈夫、肌に害はないから」
    「……ひゃう!?」
    まだ慣れてはいないクリームの冷たさ。
    それでもぞくっとした背筋の感覚は、けして冷たさだけから得た訳ではなかった。
    チトセはまず、手近な恥丘を中心に軟膏を塗りつけていった。
    それこそ、陰毛を覆い隠してしまわんばかりに分厚く。
    ぷにっとふくらんだ脂肪の丘が、指を押し返す。振動が、デリケートな陰核まで伝わって来る。
    そんな指の動きに少しずつ、熱が蓄積されていく。
    「んっ、ぁ……」
    ひくんひくんと震えるむつきの睫毛。
    愛撫されているのではない。薬品の塗布だ。
    わかっているのに、声が漏れそうになる。どくっ、と愛蜜が溢れるのを感じる。
    そうしたらチトセの指まで濡らしてしまってバレバレなのに、むつきには止める事ができない。
    「あ、あぁ……」
    むつきの飾り毛は多くが、恥丘の丸みを護るかのように行儀良く整列している。
    そんな毛が丸ごと、白いクリームの下に消えてしまう。
    しかも、クリームを塗られる有様は透明の薄布1枚越しに、自分にもあからさまに見えてしまうのだ。
    脚を閉じたくても、それもできない。
    恥ずかしいのに、見たくないのに――でもむつきは目を離せない。
    「も、もうやめてぇ……恥ずかしすぎます……」
    涙がこぼれた。
    理由はわからないが何故か、ひどく心細い気がした。
    まるで護り手か何かを喪ったかのように。

    139 名前:『Pure……(6)』4/11[sage] 投稿日:04/08/27(金) 17:07 ID:dfk8Jb9Q
    「まだまだ。ほれ、仕上げだ」
    すっとチトセはむつきの身体を持ち上げ、バスタブのふたの上に投げ出した。
    「あっ……!?」
    後ろ手に拘束されているむつきに抵抗の術はない。
    あっと言う間に、俯せに押し倒されてしまう。
    胸がバスタブのふたに叩きつけられる。ぎゅっと乳首をこする、プラスチックの凸凹。
    そして、まるで獣のように、丸いお尻を突き出して脚を半ば開いた格好。
    自分の姿勢は犯してくれと言っているようなものだ。それを自覚して、むつきは頭の中が赤くなる。
    「ふふ、よーく見えてるぜ」
    チトセの言葉は比喩ではなかった。
    エプロンドレスのスカートは背中までめくれ上がっていた。
    最後の砦のショーツも、むつきの恥じらいを何も隠してくれていない。
    クリームに縁取られた割れ目も、蜜にふやけた肛門も、何もかも透けてしまっている。
    それだけではない。
    このショーツも部屋着であり、カットの深さもごく平均的だ。
    なのに、身じろぎしたせいだろうか、股間の部分の生地がいつしかよじれて少し細くなっている。
    だから肉感的なむつきのお尻も、3分の1ほどが布地からはみ出し、空気にさらされていた。
    「い、いや……ひぁん!?」
    恥じらって揺れるむつきのヒップに、息がふっと吹きかけられた。
    優しい風の刺激に、むき出しの腿肉がびくっと震える。そしてすぐに、意味するトコロに気づく。
    すなわち、チトセの顔がむつきのヒップのすぐ近くにあるという事に。
    つまりとりもなおさず……。
    (ああ、見られてる……チトセさんに……)

    140 名前:『Pure……(6)』5/11[sage] 投稿日:04/08/27(金) 17:08 ID:dfk8Jb9Q
    「見られて気持ちよくなってるんだろ? エッチなむつきは」
    「ちっ、違います……! 気持ちよくなんか……」
    内心を見透かしたかのように、からかうチトセ。
    むつきは強くかぶりを振った。そしてその後すぐに、自問する。
    本当にそうだろうか?
    チトセに何もかも見られて、自分は今どう感じたのだろうか?
    ――だがいずれにせよ、むつきには考えをまとめる余裕は与えられなかった。
    今度はショーツと太腿の隙間から、お尻にチトセの手が侵入して来たのだ。
    ヒップの谷間をやや強引に割る。
    指先がさあっと、下着の袋に溜まった愛液に包まれる感覚が、温かく心地よい。
    ぬるっとここにもクリームのあの感触。
    そのままチトセは、2つの可憐な桃丘のうち1つを掌で包み、きゅっと捕らえてやった。
    「きゃっ……?」
    まろやかな柔肉を、揉み込むように動く手と指。その意志に躊躇はなかった。
    哀れな桃丘はふにふにと、いいように形を改造されていく。
    むつきのおとがいがびくんと弾け、持ち上がった。
    「やあっ……お尻、揉まないでえっ……」
    裏返った悲鳴が口をつく。
    しかし――その悲鳴がポーズに過ぎないのは、むつき自身が一番よく知っている。
    「はあ、揉む? オレはこの可愛いお尻に、薬を塗ってるだけだぜ」
    「だ、だって……あ、あはぁ、ぁ……」
    駄目だ。抵抗できない。
    尻たぶは本来、直接的な性感を受ける箇所ではない。
    なのに、現にむつきは桃肉を片方刺激されるだけで、完全に手脚の力を奪い去られてしまっている。
    ずるっ、ずるっと膝がずれる。
    輝くような太腿はまた、内側へと男を誘うかのように全開となってしまった。

    141 名前:『Pure……(6)』6/11[sage] 投稿日:04/08/27(金) 17:09 ID:dfk8Jb9Q
      ……

    いつごろからだろう。
    こんなにどうしようもなく、お尻が感じやすくされてしまったのも。

    尻の性感は鈍い。
    だが、他人の目がある場所においては、目立たずにちょっかいをかけるには絶好だ。
    学園でも家でも、むつきが1人でいられる時間は極めて限られる。
    だからチトセは隙を見つけては、幾度もこの尻肉をおもちゃにした。
    服の上からはもちろん、時には下からも。

    最初のころはむつきは、学園で悪戯されるのは嫌だった。
    お気に入りの教師の衣装に触られると、まるで教職を汚されるみたいに思えた。
    就任直後でもあり、必要以上に張り切っていたためだろう。

    それがいつしか、気がつくとむつきの内心は、少なくとも嫌悪はしなくなっていた。
    清楚なロングスカート越しにヒップに感じる、撫でられるくすぐったさと熱い手の体温。
    裾をめくり上げられ、強制的に一瞬だけむき出しにされた太腿を、さあっと刺激する風の涼しさ。

    恥ずかしくない訳は決してない。チトセの不作法にはきっちり説教だってしている。
    なのに、何故か自分の行動が「怒っているふり」のように思われてならなかった。

    でもこんな感情は絶対に、知られてはいけない。
    きさらぎ達にも、他の教師にも、もちろん当のチトセにも。
    【『禁忌の打破』、故に情欲は燃え上がる】
    単純な事実。これにむつきが薄々ながら気づいたのも、ごく最近の話だ。

      ……

    142 名前:『Pure……(6)』7/11[sage] 投稿日:04/08/27(金) 17:10 ID:dfk8Jb9Q
    手はいつしか、もう1つの尻丘を餌食にしていた。
    白くてふかふかした肉をゆっくりと揉みたて、半球の形をこしらえる。
    それはちょうど、正月の準備のためについたばかりの餅を丸める行為と酷似していた。
    男の手が、ひどくぬるぬると感じられる。
    肌からにじみ出る汗、溢れ続ける愛液、それに白いクリーム。混じり合った3種類の物質。
    できあがった禁じられたシロップが、敏感な桃尻をさらにとろかしていく。
    「やぁ……や、め……」
    すでにむつきの身体はぴくぴくと痙攣し、半死半生の観を呈していた。
    しかし、チトセの側には、まだ彼女をイカせて楽にさせてやるつもりはないようだ。
    むつきの息が上がりそうになると、とたんに動きのペースが落ちる。
    敏感ですべらかな雪肌を、楽しげにもてあそぶ。ゆったりと、嫌味なほど丹念に薬を染み込ませる。
    だから、わかっていても女は悶え続けるよりなかった。
    「や、あぁ……」
    「ここはほとんど産毛だけだな。ま、いちお……」
    チトセの声がどこか、遠くの出来事のようにむつきの耳に響く。
    まして、それが自分の身体の『ある一部』の評価である事など、気づく余裕のあろうはずもない。
    「あ……」
    指先がヒップの、奥の方に伸びて来た。脚を割り裂かれたままのむつきに抵抗の術はない。
    2つに分かれた柔らかな曲線の谷間。
    その一番奥には、かすかにひくひくと息づく薄紫色のアヌスがある。
    可愛いその蕾が震えている原因は、腿の筋肉が引っ張られている緊張のため……だけだろうか。
    指はその汚れた穴を、とんっ、と外側から軽く叩いた。
    とたんに蕾がぴくんと引きつる。ずくっと電気が、むつきの背骨の中を駆け昇った。
    「ふぁあん……!」
    たまらず、悲鳴が上がる。

    143 名前:『Pure……(6)』8/11[sage] 投稿日:04/08/27(金) 17:11 ID:dfk8Jb9Q
    と、チトセはそっと耳元に口を寄せると、小声でささやいた。
    「あんまり声出すと、みんなが気づいちまうぜ」
    「……!」
    崩れかけていた栗色の瞳が、ぱっと見開かれる。
    ――そうだ。
    いかに浴室が密閉空間であっても、大きな声が外に漏れる可能性は十分あるだろう。
    きさらぎも、やよいも、うづきも、家にいる。
    さつきだって、いつジョギングから戻って来るかわかったものではない。
    今のチトセとの生活を守りたいのなら、絶対に誰にも彼との関係を気づかれてはならないのだ。
    声を殺すため、むつきは奥歯をぐっと噛みしめた。
    もっとも、チトセの方は気づかれても構わないとばかりに、クリーム塗りの作業に没頭している。
    いつまで年上の恋人の我慢が持つか、むしろ楽しんでいるようだ。
    「くふっ……」
    すぼまった部分の周囲を、優しく撫で上げられる。
    砂糖を体温で溶かすかのように、とろっとシロップをすり込む、狭間の中の熱い指。
    不衛生な部分を触られているという嫌悪感はむつきの頭の片隅から消えていなかった。
    なのに、指の動きはまるで魔法だ。
    ついさっき合わせたはずの奥歯が、ちょっと気を抜くともう崩れそうになる。
    お尻が内側から柔らかくほぐれ、蕾の果肉までが少しだけほころんでしまうのを、どうにもできない。
    「ふ、ぅん……」
    チトセは指に力を入れていない。
    それでも、クリームでぬるぬるの指は気を抜くと、お尻の中にすうっと入ってしまいそうに思える。
    プライドに賭けてもそれだけは嫌だった。
    むつきはめいっぱい、肛門を締めておこうと試みた。
    しかし、脚は無防備に開かされたままだ。括約筋に入れたい力は全部逃げてしまう。
    だから彼女にできたのはせいぜい、お腹に力を込めておく程度だった。

    144 名前:『Pure……(6)』9/11[sage] 投稿日:04/08/27(金) 17:12 ID:dfk8Jb9Q
    「さて、お仕事完了、っと」
    独り言のようにチトセはひゅっと口笛を吹く。
    それと同時に、フリーになっていた彼の左腕が、背後からむつきの胸をぎゅっと抱き寄せた。
    バスタブの上にへたり込んでいた上体が、ぐっと縦に引き起こされる。
    パジャマ1枚を通して背中に伝わるチトセの胸板の感触。
    「きゃ……んっ……?」
    横からすっとチトセの顔が回り込み、近づいて来る。驚く暇もない。
    唇を、奪われた。
    「んっ……んっ……」
    舌を強引に絡められ、吸い上げられる。
    酸素を奪われたためだろうか、一気にむつきの頭の中が真っ白になっていた。
    もし彼女がしゃべれる状態なら「もう少し優しく」と抗議していただろう。
    ――もっともチトセの側では、『お仕事』が終わってむつきに遠慮する必要がなくなったのだ。
    だからもう、ピュアな欲望を彼女の肉体にぶつければよかった。
    「ん、ふうっ……!」
    ショーツの中を蹂躙していた指が2本、ついに膣内に入って来た。
    くちゅっ、ちゅるっ。
    粘っこい水音を立てつつ、乱暴にかき回す。
    特盛りに塗られたクリームの薬効か――幼ささえ残した女性器が、かあっと熱い。
    まるで心臓から大動脈が直結しているかのように、襞がどくんどくんと脈動している。
    チトセは右手でむつきの蜜壺を犯しつつ、左手では乳房を柔らかくこね回した。
    しゅっ、と爪の先で乳輪の縁をこする。
    そうしてやると女体も、こすられる度にひくんひくんと震える。その震えが、たまらなくいじらしい。
    「ん、んんっ……ぷぁ……」
    ようやくチトセは唇を解放した。
    唾液がつっと糸を引き、その糸はぷくっと反り返った乳頭にまで垂れ落ちた。

    145 名前:『Pure……(6)』10/11[sage] 投稿日:04/08/27(金) 17:13 ID:dfk8Jb9Q
    「むつき、今すげーやらしい顔してるぜ……」
    「ふぁ、あっ……!」
    ディープキスでこじ開けられた可憐な紅唇から、満足のような絶望のようなあえぎ声が溢れた。
    理性はすぐにでも口を閉じるよう警告している。
    しかしそんな警告も、乳首をとろかされた状況ではあまりにも無力だ。
    こりこりと突起を上から揉み込まれ、また側面から爪弾かれて、今にも弾け飛んでしまいそうだった。
    自分の表情が教職者らしくもない、とてつもなく淫らなモノに堕してしまっている自覚はむつきにもある。
    だがそれをチトセに指摘されて、果たして正気を保てるのか。
    (あぁ、こんな……恥ずかしい……)
    羞恥。歓喜。情欲。理性。
    いろんな感情がないまぜになって、むつきの頭の中をおかしくさせていった。
    限界はあっという間だった。
    「んっ、んあ、あぁっ……!」
    頭の中で何か、白い光が弾ける。
    指のピストンが源泉を掘り当てたかのように、沸騰した蜜が秘裂からほとばしり出る。
    そして同時にかくん、とむつきの四肢から力が抜けた。
    「……っと」
    後ろに倒れ込みそうになった彼女の身体を、チトセが受け止める。
    1回目の絶頂に追いやられ、女教師は荒い息であらわな胸のふくらみを大きく上下させていた。
    「……はあ……はあ」
    と、チトセはひょいと、ほっそりしたむつきの身体を抱え上げた。
    そしてそのままシャワーの前まで運び、置かれているプラスチックの椅子に腰かけさせた。
    まだ焦点の合わない眼を、むつきはぼんやりと彼の方向に向ける。
    「……あ……な、何?」
    「ふふん、見てのお楽しみ。そろそろ効果が出る頃だぜ」
    返答しつつ、チトセはむつきの左手を取った。
    そして、水のままのシャワーをいきなり全開にすると、その手に浴びせかけた。

    146 名前:『Pure……(6)』11/11[sage] 投稿日:04/08/27(金) 17:14 ID:dfk8Jb9Q
    「つ、冷たいっ……!?」
    むつきの悲鳴も、跳ねた水が2人の服に降りかかるのもお構いなし。
    水流の勢いに、あっと言う間に手のクリームは綺麗に洗い流されていく。
    チトセはそこで1度シャワーを止めると、その手をむつきの目前に示して言った。
    「ほら、見てみな」
    「……あ……」
    ぱちぱちと、むつきは目をしばたたかせる。
    自分の左手は確かに――変わっていた。
    先程までと比べて血色が良くなり、肌のきめが目に見えて細かくなっている。
    さらには、細かい産毛なども綺麗に取れ、つるつるの肌触りが実現されている。
    それはまさしく『玉のような肌』という言葉がぴったりだった。
    むつきは覚えず、ほうと深いため息をついた。
    「す、すごい……ホントに効果、あったんですね……」
    「ああ、だから言ったろ? 預かった時、きさらぎママはまだ調整中って言ってたけど、もう完成品で通じるよなぁこれ……」
    チトセの方もクリームの効果に魅了されてか、むつきの手をまだ離さないでいた。
    いや、それとも美しくなった恋人の手そのものに、だろうか。
    「えっ、これもきさらぎさんが発明したんですか?」
    「ああ。『レディ・ピュアスキンVer0.9』――血行の促進、肌の水分・脂肪分・タンパク質調整、それに脱毛・毛根機能抑制に効果あり、だってさ」
    「はあ、なるほど……」
    生返事をしつつ、むつきはなおもうっとりと自分の手を眺めていた。
    生真面目な性格の彼女は、少なくともナルシストとは程遠い人間である。
    しかし『美しくありたい』という欲求は他の女性と同等に備えていたようだ。チトセという恋人が傍らにいればなおさらであろう。
    そのためだろうか。
    結果としてむつきは――20秒以上の時間を要した。
    『レディ・ピュアスキンVer0.9』の効果を頭の中で吟味し直し、その意味するトコロを悟るまでに。

    「……え、ええぇっ!?」
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