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  1. 名無しさん@閑古鳥 2003/04/14(月) 08:29:00
    258 名前:チャック・ノリス[sage] 投稿日:03/04/14(月) 08:29 ID:zm44x/jn
    「待って!きさらぎママっ!」
    降りしきる雨の中、ようやくきさらぎに追いついたマコトはきさらぎの腕を
    掴んだ。
    「離して……くださいっ!」
    珍しく感情をあらわにして、きさらぎはいやいやするようにマコトの手を
    振りほどこうとする。
    「どうせ私は……つまらない女です……むつきさんのように……家事万能では
    ありませんし……やよいさんのように……あなたを……守ってあげることも……
    うづきさんのように……一緒に……遊んであげることも……さつきさんのように
    ……身体を鍛えてあげることも……できません。私ができるのは……妙な薬と
    ……実験で……あなたを困らせるだけです……こんな女、いないほうがいいんですっ!」
    「違うんだっ!僕が本当に好きなのは、きさらぎママなんだっ!」
    マコトの叫びにも、しかしきさらぎはふにゃり、と泣き笑いの表情を浮かべた
    だけだった。
    「嘘……ですね」
    「え?」
    「あなたの……私に対する感情は……ただの同情です……同じように両親を
    失った……そして何のとりえもない……女に対する……」

    259 名前:チャック・ノリス[sage] 投稿日:03/04/14(月) 08:34 ID:zm44x/jn
    「違うよっ!」
    「違いませんっ!」
    「違わないっ!」
    次の瞬間、きさらぎはマコトの腕の中に抱きすくめられていた。耳が痛くなる
    ような雨音の中、マコトの心臓の温もりと鼓動が伝わってくる。
    「あ……」
    きさらぎはそれ以上は何も言えずにただされるがままになっていた。あれほど
    冷え切り、悲しみに満ち満ちていたはずの心が次第に熱を帯びてくるのを感じる。
    しばらくして、マコトがぽつりと呟いた。
    「最初は……そうだったのかもしれない。僕と同じような境遇のきさらぎママ
    に対して同情の気持ちしか持ってなかったんだと思う。でも……今は違う。
    きさらぎママといくつもの季節の中で思い出を作ってきた今ならはっきりと
    言える。僕はきさらぎママが好きだ。きさらぎママといると誰よりも安心できる。
    幸せな気持ちになれる。それは母親としてじゃなくて、一人の女性に対しての
    気持ちなんだ!」

    260 名前:チャック・ノリス[sage] 投稿日:03/04/14(月) 08:35 ID:zm44x/jn
    その言葉を聞いた途端、きさらぎの目から涙があふれ出ていた。今までのもの
    とは違う、熱く、そして喜びに満ち溢れた涙が。
    「信じて………信じていいんですよね?こんな私でいいんですよね?」
    「何度も言わせないでよ。僕はきさらぎママじゃないとダメなんだ」
    それ以上の言葉を封じるかのように、マコトはきさらぎの唇に口付けた。
    「んっ………」
    身体を叩く雨などまるで意に介さず、2人はしばらく抱き合っていた。やがて
    どちらともなく身体を離す。その顔にはどちらとも幸せな笑みを浮かべていた。
    と、きさらぎがようやく思い出したかのように身体をぶるっと震わせた。
    「少し………寒いですね」
    「あ、そ、そうだね。それじゃ家に帰って………」
    「家に帰るより………あそこに………入ったほうが………早いと思います」
    きさらぎの視線の先には小奇麗な外観のホテルがあった。純粋な宿泊用では
    なく、恋人たちのためにあるホテルだということは雰囲気でなんとなくわかる。
    「え、ええっ!?き、きさらぎママ?」
    「ダメ………ですか?」
    上目遣いに訴えかけられてマコトに選択の余地など残されていないのは明白だった。
    「そ、そうだね。早く冷えた体を温めないといけないし………それじゃあ………
    行こうか?」
    「はい………」
    きさらぎは頬を染めてこくりと頷く。やがて2人の恋人は肩を寄せ合い、そして
    ホテルへ向けて一歩を踏み出していった。
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