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三世院やよい・17歳の真実

  1. 名無しさん@閑古鳥 2003/12/01(月) 00:57:00
    748 名前:三世院やよい・17歳の真実(1)[sage] 投稿日:03/12/01(月) 00:57 ID:24bG/YwH
     ボクはもしかしたら、とんでもないものを見てしまったのかもしれない。

     それは赤ちゃんの時のやよいママが、神職姿のご両親に抱かれて一緒に写っている写真。
     アルバムに貼られた写真の側には「やよい 初参りの時」という書き込み。
     そして写真に刻まれた日付は【198X.03.XX】……。



    「マズったわ。まさか家から持ってきた資料に紛れ込んでたなんて」
     頭を抱えてやよいママが溜息を吐く。
    「これって、日付の設定ミスとか、合成とか、それとも実はこの子、やよいママじゃない、なんてこと……」
     ボクの言葉に、やよいママはゆっくりと頭を振る。
    「にわかには信じられないと思うけど……事実なのよね~」
    「それじゃやよいママがよく『17歳でぇ~す(はぁと)』って言ってたのは、冗談でもなんでもなくて」
    「ま、そーゆーこと」
     思わずボクは、やよいママをまじまじと見てしまう。
     僕が聞いていた話だとやよいママの歳は二十代半ば過ぎ。
     確かにその年代よりは若く見えるけど、にしても17歳っていうのは……。
    「で、でもさ、やよいママって医大卒で学園に勤めてからも三年たってるんでしょ?
     いくらなんでも有り得ないよ。そもそも17歳じゃ大学にも入れてもらえないんじゃないかと思うんだけど」
    「……わかったわ。今から説明してあげる。ただ~し! このことは他言無用ですからね」

    749 名前:三世院やよい・17歳の真実(2)[sage] 投稿日:03/12/01(月) 00:58 ID:24bG/YwH
     私の実家が神社で、父親が宮司、母親が巫女だったというのは前に言ったわよね。
     で、母親なんだけど、いわゆる霊的能力が高い人で、よくその手のお仕事をしていたらしいの。
     私はどうやらその能力を受け継いじゃったみたいで、小さい時からそれはもう色々あったらしいわ。
    (どんな事があったかはまた今度教えてあげる。下手に口にすると……依ってきちゃうから、ね)
     それで、実家と古い縁のある山奥の神社に預けられてたんだけど、よく姿が消えていたそうなのよ。
     もちろん自分で歩いて何処かへ行けるはずもないし、1~2日したら戻って来るから、
    たぶんこれは神隠しだろう、この娘は天狗に見込まれたに違いない、と。そういう事になってたらしいわ。
     実際、私自身も、知らない場所で知らない大人たちに、なんだかいろんなことを教え込まれてた記憶がかすかに残ってるしね。

     でね、どうやらその場所というのが、この現世と時間の流れが違ってたみたいで、
    こっちで1日過ぎる間に向こうでは3日とか1週間とかたってたりするのよ。
     つまりこっちの時間では17年なんだけど、私が実際に生きてきたのはそれよりも長い時間ってこと。
     もちろんその分、身体も精神も成長するってことで、そんなこんなで現在の私がいるワケね。

     戸籍? それはまぁなんというか……「蛇の道は蛇」?
     実家の縁者は結構いろんなトコに顔が利くから。なんだか前にも似たようなことがあったらしいし、ね。

    750 名前:三世院やよい・17歳の真実(3)[sage] 投稿日:03/12/01(月) 00:59 ID:24bG/YwH
    「…………」
     やよいママの話を聞き終えて、ボクはバカみたいに口をあんぐりと開いたまま絶句していた。
     そんなことあるわけないという考えと、いや、やよいママなら有り得るかも? という気持ちがごちゃ混ぜになって、
    ボクの頭は今にも機能を停止する寸前なのだ。

    「……ぷっ、くくく、あはははっ!」
     しばらく真剣な眼差しでボクの顔を見ていたやよいママが、いきなり笑い出した。
     あう、呆けたボクの顔、そんなに可笑しいのかな、そう思ったんだけど……。
    「ごめぇん、ウソよウソ」
    「……は?」
    「そんなことあるわけないじゃない。いやぁねぇもう、信じちゃった?」
     ケラケラと涙を浮かべながらやよいママが笑っている。
    「……はぁ~~~~~」
     なんかもう、一気に気が抜けた。
    「……もう寝る」
    「くすくすくす、お休みなさい。また面白いネタ仕込んでおくから、楽しみにしててね」
    「はいはい、まったくもう。おやすみなさ~い」


     ボクはがっくりと肩を落とし、居間へと向かった。
     もう今日はさっさと寝ちゃおう。




     あれ? でも……。

     じゃぁあの写真って、一体なんだったんだ?

    【おしまい?】
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