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続・好色妖怪退治(?)絵巻

  1. 名無しさん@閑古鳥 2004/01/19(月) 09:10:00
    194 名前:134/前回から随分たってしまいました…。 :04/01/19 03:10 ID:gizggQL8
    →②きさらぎに相談する

     コンコン、と控えめに扉を叩いて数秒の間を待つ。
     どうぞ、という返事と共に、最小限の動作で素早く部屋に入った。
    「御免なさいね、きさらぎさん。こんな夜遅くに」
    「問題ありません。夜の方が何かと都合のいい場合もありますし……」
     いつもは不穏な意味合いを持つその言葉も、今はこの上もない助けとなってくれる。
     昼間の事があっただけに、やよいは早速事情を話す事にした。
     一週間前に起こった魔物との戦い。それ以降の男性の生理機能で苦しむ日々。
     常人には、特に神様の代わりに科学を信奉しているような人間には到底理解できない話だろうが、きさらぎは真剣に耳を傾けてくれていた。
    「そんな事があったんですか……」
    「例の神社と連絡を取ったり、その方面の文献を独自に漁ってはみたんだけど、どうも成果が上がらないのよ。だから……」
    「分かりました。……では、こちらに横になってください、診察してみますから」
     ほんの一瞬だけ、震えてしまう。ここに来るべきではなかったと思ってしまう。
     それはつまり、きさらぎにアノ下半身を曝け出すということだ。
     昨日までの自分なら即座に拒否するだろうが、昼間の一件である意味、耐性は出来た。
     これ以上(自分を含めた)被害者を出さない為にも、恥は忍ぶべきだろう。
    「それじゃ、お願いするわね……」
     努めて。
     努めて平静を装って、やよいは寝巻きの胸元に手をかけた。
     静かな個室に衣擦れの音はよく響き、脱ぎ捨てられた衣服がフローリングの床へと落ちていく。
     積み重なった布の頂点にショーツが乗る頃には、ベッドの上に横たわる彼女の姿があった。


    195 名前:134/どうでもいいことですが :04/01/19 03:16 ID:gizggQL8
    「これは――――」
     息を呑んでいた。
     どんな時もポーカーフェイスを崩さなかった彼女が、微かに目を見開いていた。
     その第三者では絶対に判らない微妙な差異を目の当たりにして、やよいは改めて認識する。
     やはり、今の自分の在り様は畸形じみているのだと。
    「……触っていいですか?」
     一拍置いて、きさらぎが訊いてくる。
     やよいは間も置かず、頷いた。
    「では……」
    「……ッ」
     ヒンヤリとした手の感触。やはり緊張しているのか、その動きはぎこちない。
     ……それがかえって、彼女の中の男性を刺激しているというのに。
    「――――」
    「…っ…………ぅ……」
     しばらくは無言の格闘が続いた。きさらぎは患部を触診し、やよいはじっと耐え忍ぶ。
     異形の披露は、やよいの神経を磨耗させるには十分な要因となりえるのだろう。
     時が経つにつれ、乱れる呼吸音が主同様、物静かな部屋に木霊する。不安の極致が体内時計を惑わせる。
    「……終わりました」
     きさらぎが触診の終わりを告げるのと同時に、やよいは溜めていた息を吐いた。
     全身の筋肉が緩み、どっと疲れが押し寄せる。



    196 名前:SS書きの名前欄が皆このような形式になったのは :04/01/19 03:18 ID:gizggQL8
    「それで何か分かった?」
    「触っただけでは、まだなんとも……。それなりの施設があれば、解剖して内部を観察する事も出来るのですが」
    「ここじゃ何も分からないって事?」
    「ハイ、残念ながら」
    「地下に研究室とかは?」
    「そんな物ありません」
    「それじゃ絶海の孤島に秘密基地を造っているような知り合いは?」
    「やよいさん、私の事をマッドサイエンティストか何かと勘違いしていませんか……?」
    「だって、きさらぎさんなら、そういうの普通にありそうでしょ!? そんなのって……」
     絶望的な返答に、やよいはベッドの上で突っ伏した。
     心の中では期待していたのだ。きさらぎならば、このような非常識な事態だろうと造作もなく対処してくれるのだと。
     しかし、それすらも徒労だと分かった今、彼女は文字通りに絶望した。
    「それよりも、もう一つ確認したい事があるのですが……」
    「何? 私の異常は下半身だけよ…………っ!?」
     投げやりに答えるやよいには、覇気が無い。
     未だ素っ裸である事も忘れて、身体を大の字にして寝転んでいた。
     ……だが再び生じた股間の感触に、"立ち直り"を余儀無くされる。
    「……いえ、やよいさんの男性器から出るという精液をサンプルとして提供してほしいんです」
    「え?」
    「やよいさんに男性器が生えたのは確認できましたが、精子が生成できるなら、それも研究しないと、この謎は解明できません」
    「えええっ!?」
     熱っぽい表情で握ったモノを見つめるきさらぎに、やよいの顔が引きつるように歪む。
     自身の身体を曝け出す覚悟こそしていたものの、こうして再びオイシイ、もとい大変な目に遭う事までは考えていなかったのだ。
     いや、そもそも股間に陰茎が生えているというだけで同姓―――それも短い時間とはいえ家族として接していた人間に欲情するものなのだろうか? まず前提からして信じ難い。
    「あぁ……」
     ただハッキリと分かるのは、それが事実として成立しているという点だ。
     きさらぎは握っていた手で躊躇なく包皮を剥いてしまうし、股間のモノはそれを受けて明確に盛り上がりを示している。
     ……そして実際の所、やよいはきさらぎを本気で拒む気は無い。




    197 名前:自分のせいでしょうか? :04/01/19 03:19 ID:gizggQL8
    「ハァ、ハァ、ハァぁッ……!」
     微かな軋みも、深夜になると耳障りなほどによく響く。ましてや喘ぎならば何をか況や。
     一方は激しく、けれど品の無さを感じさせない動きで相手を攻め、もう一方は苦しむような、甘えるような声を漏らして、相手を求める。
     双方ともに裸で、時折タオルケットからはみ出る二人の足が、只のじゃれ合いなどではない事を如実に物語っている。
    「どう、きさらぎさん……、ちゃんと出来てる……?」
    「イイ、いいです……。そこっ、ふゥッ……!」
     その身を取り巻く空気は冷たいが、身の内は熱を持ったように熱い。特に互いの下半身の接合点は、中で動くたび加速的に上がっていく。
     これが、これこそが、何千何万という時の流れでも変わらぬ人の営み。
     ……絡み合う二人が同性である時点で、決定的に矛盾してはいるのだが。
    「…ァ、ハァ……、きさらぎさんのナカ、凄いユルユルよ? 今まで、何人と、シたの……?」
    「……シ、してません、性交渉を持ったのは……、やよいさんが初めて……!」
    「フフ、嘘おっしゃい。処女で、コンナに咥え込むなんてッ、とんだむっつりスケベよ……ッ!?」
     その一言で、きさらぎの締め付けが強くなる。
     無自覚な言葉で場を乱すわりには、言葉責めに弱いらしい。
     反応が面白くて、やよいは会話を続けることにした。
    「ううん、むっつりスケベなんてものじゃない……。きさらぎさんみたいなのはね……、『痴女』っていうのよ?」
    「ち、違います……! 人をそんな、変態みたいに……ッ」
    「違わないわよ。"初めて"で、そんなによがれる訳ないじゃない。……本当の所はどうなの?」
     言葉で追い詰めている間も、性交は止まらない。
     両手はうつ伏せになったきさらぎの下に潜り込み、重力で潰れた乳房を強引に揉みまわす。
     それでいて、下半身は微妙に力を抜いてダラダラとさせる。緩やかで半端な快感は、今は不完全燃焼しかもたらさない。
     性交自体は止まっていないが、これらはむしろ身体で追い詰めていると言った方が正しい。



    198 名前:134/次はもっと早く出したいです :04/01/19 03:20 ID:gizggQL8
    「ハァ……、やよいさん……、いじわる、しないで下さい……」
     やよいは応えず、首筋に刺激の雨を降らしていく。これが答えだと言わんばかりに、強く、激しく。
     きさらぎは堪らず仰け反って、一際大きな声を上げた。
    「……は、初めてなのは、本当、です。 それまでは、ずっと道具を使って……ッ!」
    「フーン……例えば?」
    「ビーズを……出し入れしたり、ローターを入れたまま、授業に出たり……」
    「他には?」
    「まこと君の………を測って、……ぉ、同じ大きさの張型で想像しながら、なぐさ………ぁッ!!」
     最後まで言い切らないうちに、やよいの突きが激しくなった。
     それまでがそれまでだっただけに、落差が大きく、きさらぎの意識は半ば飛んでしまう。
    「ハイ、よく出来ました。それじゃ、ご褒美上げるから……」
    「待って、下さい……! そんな……イキナリ………ァッ、アッ、アッ、ハァァッ!」
     言葉とは裏腹に、苛烈とも言える性交が繰り広げられる。おそらくは、そんな事が出来たきさらぎへのやっかみがあるのだろう。
     一方のきさらぎは、ふしだらな笑みを浮かべて腰を振る。こちらも言葉とは逆で、受け入れは万端のようだ。
    「ゥ、ァあ、ハァッ……。まこと、クン……、クゥッ!?」
     その名を聞いた瞬間、確かに彼女本来の性器が疼いた。男性器が生えて以来、自慰でも使われる事の無かった部位が、だ。
     ここまで下半身の男性化が進んでいながら、女性としての意識が残っていた事にやよいは内心で驚く。
     むしろソレは、やよいに激しく揺さぶりをかけ、女性としての快楽を加味している。
    「駄目もう出るっ! 出ちゃうゥゥゥッ……!!」
    「早く、早く出して下さい……! もう…、もう……ッ」
     男性としての絶頂と、女性としての絶頂が照準のように重なるのを、やよいは感じた。
     犯す悦び、抱かれる喜びが、両の性器を濡れさせる。
     そして―――。
    「……ァアッ、…………アあぁァァぁアッッッ!!」
     溢れ出る二種類の飛沫。
     一つはきさらぎを孕ませるべく膣内に送り込まれ、もう一つはやよい自身からベッドのシーツにシミを広げていた。



    ○エピローグAへ
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